7つの習慣 2. 終わりを思い描くことから始める
今日も7つの習慣を振り返ります。
2つめの習慣、終わりを思い描くことから始める、です。
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]
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キーワードは、
「リーダーシップ」
「原則中心」
「ミッション・ステートメント」
まず、「自分の葬儀を思い浮かべて、家族や友人などの出席者にどんな人だったと言われたいかを書き留めよ」とあります。シャ乱Qの歌詞みたいですね。
それを念頭に置いて、常に意識することにより、生き方の計画を立てられ、自分の基準に反しない行動を取り、ビジョンを実現することができる。
全てのものは2度つくられる。まずは頭の中で、そして実際のかたちあるもので。
ひとつめの創造(頭の中)を人に委ねることは、人生を委ねているのと同じ。
自分がリーダーシップを発揮し、目的地はどこなのか明確にして、常にコンパスを持ってあるべき方向へ進む。
どううまくやるか、というマネジメントではなく、どこへ向かうのかを示すリーダーシップが必要である。
そして想像力と良心を持って、自分自身の第一の創造者であり続ける、それが真に主体的な人間である。
自分の人生の中心を家族でもなく、仕事でもなく、お金でもなく、正しい原則に置くことで、安定(心のよりどころ)、指針(行動基準)、知恵(バランス感覚)、力(主体的に行動するエネルギー)を手に入れることができる。
状況や他者などどんなものにも影響されず、急に怒り出すこともなく(安定)、行きたい場所がはっきりと見え(指針)、どうすればそこに行けるのかも理解し(知恵)、主体的に行動、決断できる(力)。
そうすれば、そんな決断も納得できる。主体性にあふれ、極めて効果的な人生の土台ができる。
どのような人間になりたいか、どんな価値観や原則をもって何をしたいのか。
自分の影響の輪の中心には何があるのか。
こうしたことを自分の憲法、ミッション・ステートメントとして書き表す。
一晩で書けるものではない、深く内省して、何度も書き直して、完成してからも定期的に見直す。
想像と創造が得意な右脳を働かせる。自分の葬儀に何と言われたいか?今の仕事を引退するとき、どんな貢献をしたいのか?終わりを細かく思い描き、感性を働かせて書く。
自分の役割は何か、それぞれの役割で達成したい目標は。私にとって大切なことは。
それが自分の人生においてあらゆる物事を測る基準となる。
自分が書けたら、家族の、そして所属する組織のミッション・ステートメントを書く。全員が本心から共感できるビジョンと価値観を反映したミッション・ステートメントは、結束と決意を生み出す。皆が自発的に行動する。
そんな組織、本当に作りたいです。
まずは自分のミッション・ステートメントを次の日記に書こうと思います。