マレーシア駐在の日々

マレーシアでの生活、言葉、ライフハックについてゆるく発信します。

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マレー人との日本出張

マレー人24名との日本出張が終わり、現在マレーシアに戻る機内の中です。
頭がぼんやりしています。
本当に一週間しか経ってないのか?と思うほど色々起きました。

1. ツアーガイド

前回も書きましたが、まず何よりこれ。
今回の全行程に付いてきた、全く日本語を話せないマレー人ツアーガイド2名。
日本語ができないので、レストランの予約、バスドライバーとのやり取り、目的地への先導、ほとんど私がすることに。
俺ってガイドさん向いてるかも?と錯乱するくらい動きました。
この出張中、ずっと言いたかった言葉ここで言わせて下さい。

 

なにしに来てん!

 

なんで2人とも日本語できへんねん。
せめて1人でええやん。
なんでバスで寝てんの?
なんで観光地で決めポーズ取ってんの?
頼むわ。

 

2. 招かれざる客

ツアーガイドに代わり、25人で予約した夕食会場に到着。
すると何やら、人が多い。
どう見ても全員で30人以上いる。
というか、予約席に全然知らん人が座ってる。

話を聞くと、参加者が街中で偶然会ったマレー人と意気投合し、「一緒にご飯食べよ!」と連れて来たとのこと。

 

は?


事前に連絡もなく、私もお店もパニック。
「誰やねんお前ら!出ていけえ!」
と言うのを堪え、急遽テーブルを調整してもらい、食事はアラカルトで追加し、、
「こういうの困るんですけど。。」というお店側に謝罪の嵐。

同時刻、ツアーガイド2名は別レストランで優雅にお食事。

 

3. 豚肉

イスラム教徒のマレー人は豚肉ご法度。
豚肉を置いているレストランすらアウト。
なので「豚肉のメニューはありません」と事前に確認した海鮮レストランのコースを予約。
「この店には豚肉置いてないから!」とマレー人たちに安心してもらいました。

コースの一品目、シーザーサラダ。
え、シーザーサラダ?
よく見ると、というかよく見るまでもなく、彩り鮮やかなベーコンがたくさんトッピング。

 

いきなり豚肉きた!

 

「モリオ、この赤いのなに?」とマレー人たちが顔面蒼白の私に尋ねてくる。
「。。ブタさんです」
かわいく言ったところで許されるわけもなく、平身低頭、五体投地でマレー人たちに謝罪。
「仕方ないよ!」と言ってくれる参加者たち。ほんまにありがとう。
「気にしないで!」と急遽来たマレー人たち。誰やねんお前ら。
店側に説明して取り下げ、海鮮サラダに変更してもらい、食事再開。

同時刻、ツアーガイド2名は別レストランで優雅にお食事。

 

4. スマホ紛失

この短期間で2名の参加者がスマホを紛失。

ひとりは、集合時間の5分前に私のところへ駆け寄ってきて、
「モリオ、スマホ落とした!」

もはや参加者も私がツアーガイドだと思ってる。

探し回るも見つからず、交番へ。
英語話せない警察官とやり取り、遺失届を代筆。
結果、次の目的地には30分遅れ。

ツアーガイドはバスで待機。

もうひとりはバスに置き忘れ。
気づいたとき、バスは次の団体客を乗せるために出てしまっており、夜にバス会社の事務所へ片道30分かけて訪問。
付き添いはもちろん私。

ツアーガイド2名はホテルで待機。

 

5. お酒

長い一日が終わりホテルのベッドに飛び込んだ夜9時、ひとりのマレー人から連絡が。
「飲みに行かない?」

は?
アンタ紛うことなきムスリムやろ。
「マレーシアじゃ飲めないけど、日本に来たときくらい飲みたいじゃん」
アンタの神様の管轄はマレーシアだけなん?

ということで、近くの居酒屋へ。
宗教上飲んでも問題ない私がソーダ水を飲む向かいで、宗教上ぶっちぎりアウトのマレー人がビールをあおる訳のわからない状況。
まあ、マレー人だってハメを外したいときもあるか。
飲まなくてもハメ外してるけど。

ツアーガイド2名はホテルで就寝

 

マジでお前らなにしに来てん!

 

まあとにかく、暑くも寒くもない季節に来れて、マレー人たちは仕事も観光も楽しんでくれたようで何より。
私も年末の日本帰国前のいい思い出ができました。
これだけやったので、ネタにくらいさせてね。