マレーシア駐在の日々

マレーシアでの生活、言葉、ライフハックについてゆるく発信します。

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日本に帰国しました!

昨年12月で日本に帰国しました!
2021年からの3年間、あっという間でした。

12月はほぼ毎日、マレー人の同僚や取引先、友人が送別会を開いてくれました。

「12月15日にモリオの送別アフタヌーンティーをします!」
「12月16日はモリオの送別ゴルフね!」

立て続けにお誘いをもらえるのは とてもありがたいんですが、誰も彼も私の予定を聞かずに日程を決め、全員に流してしまいます。

「いや、その日はもう別の予定があって。。」
「そんなこと言うなよ!モリオの送別会だぞ!」

うん、別のモリオ送別会が入ってるんです。

ということで2時間予定のアフタヌーンティーはアタマの30分のみ、ゴルフはハーフラウンドのみと、とても中途半端な参加になってしまいました。

「みんな本当にありがとう。でも頼むから他に送別会を開いてくれる時は必ず俺の予定を聞いてくれ。ええか、俺の予定をまず聞くんや。俺の予定を」

大切なことなので3回言いました。

そのおかげか、「モリオは先に予定を聞いて欲しいヤツらしい」とちゃんと広まったようで、途中からはみんなめんどくさそうに私の予定を確認してくれました。

 

マレー人は毎回プレゼントを用意してくれました。
それはとても嬉しいのですが、そのプレゼント内容が、いかにもマレー人らしい。

・記念盾
・布マスク
・ミニカー
・ブーケ(造花)
・ほつれた服
・水筒(保温機能なし)
・サッカーマレーシア代表 パーカー
・サッカーマレーシア代表 応援マフラー

どこで使おうかな、、と迷うものばかり。
サッカー好きの方、日本代表対マレーシア代表の試合予定があれば教えてください。


そして12月末、ついにマレーシアのオフィス勤務最終日。
この3年間、マレー人同僚はいつもたくさんのご飯やお菓子を私に与えてくれました。頼んでないですが。
そのお礼に、本日は私がみんなの朝食の手配をしました。

 

 

群がるわ群がるわ、朝食を置いたオフィスの一角に集まるマレー人たち。
せっかくの白くて綺麗な洋服を真っ茶色に汚しながら、貪るように食べる同僚たちの姿は見ていて爽快です。
今が勤務時間だということを忘れさせてくれます。

3年間楽しい時間と食事とネタをありがとう!
また会いましょう。

マレーシアのホテル その2

本日はマレーシアの東側、ボルネオ島クチンへの出張。

19:30発予定だったKL→クチン行きの飛行機が1時間遅れ、ホテルに到着したのは23時。

 

ヘトヘトでホテルにチェックインし、部屋のドアを開ける。

 

一番に目に飛び込んできたのは、使用済みのコーヒーカップ2対。

中に入ると、乱れたベッドシーツ。

バスルームを開けると、明らかに使用後のバスタオル。

 

前にもこんな事あったな!

https://malaylife.hatenablog.com/entry/2022/12/15/143014

 

今回も誰かおるんか!

と探してみるも誰もいない。

明らかに清掃もれ。

すぐにフロントに電話して状況を伝えると、

「スタッフを見に行かせるわ」

 

お、おう。

何事も確認は大事やね。

 

すぐ来るのかと思いきや20分待たされる。

やっと来たスタッフ。開口一番、

「部屋が汚いって?」

 

あかん伝わってない。

汚いとかちゃうねん。

清掃入ってないねん。

と状況をもう一回説明すると、

「要するに部屋替えてほしいの?」

 

お、お、おう。。

私クレーマーですね。

求めるレベル高すぎますね。

部屋を借りさせて頂いてる分際ですみません。

「すみませんがお願いします」

あれ、なんか俺のほうが謝ってる。

 

「It's okay」

と颯爽と戻り、また私を使いさしの部屋に残して約20分。

新しい部屋の鍵を持って帰ってきました。

その部屋に入り、中を覗く。

整っている。

私「Thank you!」

スタッフ「Welcome♪」

 

マレー人、謝らねー。

日本人が謝り過ぎなんでしょう。

人はそんな簡単に謝るもんではない。

たかが清掃してないだけで謝ってられるか!ということですね。

私もマレー人を見習って、以後謝罪の言葉を使わないと誓います!

 

以上、今起こったことを勢いに任せて書きました、すみません!

メンズエステ

私の記念すべき1冊目、マレーシアの日常風景に関するKindle本を出版したのが今年の6月。
そういえば、自分の著者ページを作っていなかったなと気づきました。
自己紹介くらいちゃんと載せた方が多くの方に読んでもらえるかもと思い、Amazonにアクセス。

すると、既に「モリオ」の著者ページが存在している。
え?全く作った覚えがない。
そこにはハートとスマイルをバックに、快活に笑う男性のイラスト。
そして著者の本一覧に、私のマレーシア本と共に毒々しいピンク色の本が。

 


いやメンズエステの本書いてへんわ!

 

なんでマレーシア本の次にメンズエステの教科書を書かなあかんねん。
プロフィール画像見たら、この著者めっちゃメンズエステの方推してるやん。マレーシア本ついでやん。

 

なんでこんなことになってるのか調べると、メンズエステ本の著者名が同じ「モリオ」さんのため、Amazonが自動的に同一著者として登録してしまったよう。
すぐにカスタマーサポートに連絡し、プロフィール画像と本を削除してもらいました。

 

「本書いたよ!ぜひ読んでね!」と6月以降このページを友人にも親にも紹介したんですが。
みんなちゃんとマレーシアの方読んだよね?
メンズエステの教科書読んでないよね?
読んでないにしても、著者の作品一覧見てたら。。
今のところ誰からも連絡が来ていません。
みんな何を思ったんでしょうか。

 

皆様、マレーシアのことについては質問受け付けてますが、メンズエステについてはお答えできかねますのでご了承ください。

 

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マレーシアの研修

やっとマレー人との日本出張から帰ってきたと思ったら、今週末はマレー人180人とのお泊り研修。
研修会場は海上ホテル。
わーい、海の上の部屋に泊まれるー!とみんなはしゃぎまくり。
マレー人スタッフたちに研修という雰囲気は微塵もなく、むしろ修学旅行前のワクワク感さえ漂っていた先日のオフィス。

「モリオ、夕食のドレスコードは学生時代の制服ね!」
なにその大学生ノリ。
俺39やで。
アナタ46やで。
誰が見たいねん、学生服を着た180人の中年。

 

そんなこんなで当日、海上ホテル着。
「モリオは4人部屋ね」と総務担当にキーを渡される。
マレー人たちと相部屋かー。まあ180人もいるし仕方ないか。
と思い一番乗りで部屋に入ってみると。

 

ダブルベッドが2台。

4人部屋で、ダブルベッドが2台。
うそやろ?
俺、今晩マレー人のおっさん達と添い寝すんの?

すぐさま相部屋の同僚にメッセージ。
「ベッド2つしかないんやけど」
すぐに返信あり。


「No problem」

いやNo problemなんかい。
ふつう「Really!?」「No way!」とかやん。
一ミリも迷うことなく「No problem」。
メンタル強すぎやろ。

次に総務担当にメッセージ。
「ベッド2つしかないんやけど」
「全室同じやで」

180人全員添い寝。

どんな研修会や。

海の上の豪華なホテルで何してんねん。
金かけたいんかかけたくないんか。

後日総務に聞くと、ダブルベッドに関してごちゃごちゃ言ってきたのは私だっけやったらしい。
マレー人、他人と寝ることにどんなけ抵抗ないんや。

もう仕方ないので、研修後はマレー人と共に就寝。
就寝というか、全く寝られない。
まず、イビキの大合唱がすごい。


マレー人のほとんどは肥満体型。
みんなどこかしらに詰まりが見受けられる。
ルームメイト3名の平均ウエストは推定110cm。
そんな彼らが深夜に奏でるイビキのオーケストラ。
右から左から駆け抜けるサラウンド。
これ以上ない浅い眠りに誘ってくれます。

あと、部屋がめっっっちゃくちゃ寒い。
マレーシアのおもてなしはクーラーで部屋を冷やしまくること。

それに慣れたマレー人たちは、当然ホテルの部屋の温度も16℃キープ。
夜通し凍えるような冷気が全身を優しく包みこむ。
常夏のマレーシアで口づさみたくなるスノースマイル
朝にはカサカサ肌、イガイガ喉、鼻づまりに関節痛など風邪の諸症状全てをもたらしてくれます。

起きたら起きたで、トイレに行けない。
マレー人はお祈りのため、朝から必ずシャワーを浴びる。

ユニットバスの部屋では、彼らのシャワー中もちろんトイレには行けない。
3名のシャワーが終わるのを待っている間、私の膀胱は耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、我慢することの大切さを学ばせてくれます。

現場からは以上です。
帰っていいですか。

マレー人との日本出張

マレー人24名との日本出張が終わり、現在マレーシアに戻る機内の中です。
頭がぼんやりしています。
本当に一週間しか経ってないのか?と思うほど色々起きました。

1. ツアーガイド

前回も書きましたが、まず何よりこれ。
今回の全行程に付いてきた、全く日本語を話せないマレー人ツアーガイド2名。
日本語ができないので、レストランの予約、バスドライバーとのやり取り、目的地への先導、ほとんど私がすることに。
俺ってガイドさん向いてるかも?と錯乱するくらい動きました。
この出張中、ずっと言いたかった言葉ここで言わせて下さい。

 

なにしに来てん!

 

なんで2人とも日本語できへんねん。
せめて1人でええやん。
なんでバスで寝てんの?
なんで観光地で決めポーズ取ってんの?
頼むわ。

 

2. 招かれざる客

ツアーガイドに代わり、25人で予約した夕食会場に到着。
すると何やら、人が多い。
どう見ても全員で30人以上いる。
というか、予約席に全然知らん人が座ってる。

話を聞くと、参加者が街中で偶然会ったマレー人と意気投合し、「一緒にご飯食べよ!」と連れて来たとのこと。

 

は?


事前に連絡もなく、私もお店もパニック。
「誰やねんお前ら!出ていけえ!」
と言うのを堪え、急遽テーブルを調整してもらい、食事はアラカルトで追加し、、
「こういうの困るんですけど。。」というお店側に謝罪の嵐。

同時刻、ツアーガイド2名は別レストランで優雅にお食事。

 

3. 豚肉

イスラム教徒のマレー人は豚肉ご法度。
豚肉を置いているレストランすらアウト。
なので「豚肉のメニューはありません」と事前に確認した海鮮レストランのコースを予約。
「この店には豚肉置いてないから!」とマレー人たちに安心してもらいました。

コースの一品目、シーザーサラダ。
え、シーザーサラダ?
よく見ると、というかよく見るまでもなく、彩り鮮やかなベーコンがたくさんトッピング。

 

いきなり豚肉きた!

 

「モリオ、この赤いのなに?」とマレー人たちが顔面蒼白の私に尋ねてくる。
「。。ブタさんです」
かわいく言ったところで許されるわけもなく、平身低頭、五体投地でマレー人たちに謝罪。
「仕方ないよ!」と言ってくれる参加者たち。ほんまにありがとう。
「気にしないで!」と急遽来たマレー人たち。誰やねんお前ら。
店側に説明して取り下げ、海鮮サラダに変更してもらい、食事再開。

同時刻、ツアーガイド2名は別レストランで優雅にお食事。

 

4. スマホ紛失

この短期間で2名の参加者がスマホを紛失。

ひとりは、集合時間の5分前に私のところへ駆け寄ってきて、
「モリオ、スマホ落とした!」

もはや参加者も私がツアーガイドだと思ってる。

探し回るも見つからず、交番へ。
英語話せない警察官とやり取り、遺失届を代筆。
結果、次の目的地には30分遅れ。

ツアーガイドはバスで待機。

もうひとりはバスに置き忘れ。
気づいたとき、バスは次の団体客を乗せるために出てしまっており、夜にバス会社の事務所へ片道30分かけて訪問。
付き添いはもちろん私。

ツアーガイド2名はホテルで待機。

 

5. お酒

長い一日が終わりホテルのベッドに飛び込んだ夜9時、ひとりのマレー人から連絡が。
「飲みに行かない?」

は?
アンタ紛うことなきムスリムやろ。
「マレーシアじゃ飲めないけど、日本に来たときくらい飲みたいじゃん」
アンタの神様の管轄はマレーシアだけなん?

ということで、近くの居酒屋へ。
宗教上飲んでも問題ない私がソーダ水を飲む向かいで、宗教上ぶっちぎりアウトのマレー人がビールをあおる訳のわからない状況。
まあ、マレー人だってハメを外したいときもあるか。
飲まなくてもハメ外してるけど。

ツアーガイド2名はホテルで就寝

 

マジでお前らなにしに来てん!

 

まあとにかく、暑くも寒くもない季節に来れて、マレー人たちは仕事も観光も楽しんでくれたようで何より。
私も年末の日本帰国前のいい思い出ができました。
これだけやったので、ネタにくらいさせてね。

マレーシアのツアーガイド

マレー人24名との日本出張に来ています。
日本人は私ひとり。
大阪、京都、東京と、1週間で慌ただしく回っています。
様々な手配は弊社の総務部が手配したマレーシアの旅行代理店に任せていますが、今回はこの代理店から来たツアーガイド2名のお話。

 

出張の一週間前、ツアーガイドから私に連絡がありました。
「28日の夕食なんだけどね、錦糸町辺りで海鮮の美味しい店を探して予約してくれない?

え?
それを探して予約するのが代理店の仕事ちゃうの?
「いやー検索してもよくわからなくてさ、店に電話しても英語通じないしさ。あと当日バスの運転手さんとの通訳もお願いしていい?

え?
アナタ、日本旅行へついてくるのに一切日本語話せないの?
それ、何のために来るの?
しかも2名とも?ならもう1名でよくない?
俺が参加しなかったらドライバーとのやり取りどうするつもりやったの?

マレー人24人との出張というだけで不安なのに、さらに暗雲がたちこめてくる。
まあ、腐ってもツアーガイド。現地に行けば仕事するでしょうと思うようにしていました。
「マレー人が仕事する」なんて、そんな甘い考えは持ってはいけませんでした。

本日4日目、日に日に体力は削られ、気力のみで生きています。

なかでも、びっくりするくらい何もしないこのツアーガイド2名に削られています。

ある程度予測してましたが、マレー人参加者みんな約束の時間に集まりません。
来ない参加者に電話したり、バスの運転手さんとやり取りしたり、大慌て。
あれ?てかなんで俺が点呼取ってんの?
とそんな中、ツアーガイド2名も集合時間ちょうどに、もしくは少し遅れて現れる。
そして私に一言、
「全員そろってる?」


そんな状態なので予定はどんどん押し、私も運転手さんも、受け入れ先もピリピリモード。
到着予定時刻を調べて連絡したり、運転手さんと駐車場の調整をしたり、集合場所の確認をしたり。
そんなバスでの移動中、ちらりと横に目をやると、2人のツアーガイドはスヤスヤお休み。
たまに思い出したようにガバッと起き、
「あと何分で着く?運転手は道間違ってない?」

そして何とかバスは目的地へ到着。
そしてみんなバスを降り、ツアーガイドが発した一言。


「みんな、モリオが案内するからついて行け!」

 


おホホ殴りてえ。
こんなツアー会社指名した総務担当のケツ蹴り飛ばしてえ。

旅行代理店で働く皆様、早くマレーシアに来てください。
この国の旅行業界、3か月で乗っ取れます。

マレーシアの荷物配送

最近の荷物配送に関するドタバタ。

 

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Amazonで注文した日本からの商品が届かない。

追跡してみるとマレーシアには届いているものの、配達時に不在だったことで郵便局に留め置かれている。

HP経由で再配達を依頼するが「できない。取りに来い」と言われる。

仕方ない、明日行くかと考えてると
「明日届けよか?」と郵便局から電話。

どないやねん。

もちろん有難いので「お願いします」と依頼。

翌日、届かない。

電話してきた郵便局の担当者に電話するも出ない、メールも返事ない。

どないやねん。

本日が荷物保管の期限。

仕方なく、仕事をサボって保管されている郵便局へ取りに行く。

「すみません、荷物の受け取りに来ました」と私が窓口で伝えると、
「この荷物、ここにはないよ!隣町の郵便局にあるよ!」と窓口のおばちゃん。

「いや確かにここの住所が書いてるんですが」
「ここには荷物保管場所はないよ!隣町だ!」とおばちゃん

どないやねん。

仕方なく、教えてもらった道を頼りに隣町に行く。

郵便局がどこにもない。

道を歩く人に尋ねると「この町に郵便局はない」と言われる

どないやねん。

もう一度、元の郵便局に戻り窓口へ。
違うおばちゃんがいるので「荷物の受け取りを。。」と依頼。PCで調べてくれる。

「その荷物、さっきアナタの家に届いてるみたい!」

 

どないやねん!

 

 

生きてきた中で一番ムダな仕事サボり時間でした。