マレーシア駐在の日々

マレーシアでの生活、言葉、ライフハックについてゆるく発信します。

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マレーシアのツアーガイド

マレー人24名との日本出張に来ています。
日本人は私ひとり。
大阪、京都、東京と、1週間で慌ただしく回っています。
様々な手配は弊社の総務部が手配したマレーシアの旅行代理店に任せていますが、今回はこの代理店から来たツアーガイド2名のお話。

 

出張の一週間前、ツアーガイドから私に連絡がありました。
「28日の夕食なんだけどね、錦糸町辺りで海鮮の美味しい店を探して予約してくれない?

え?
それを探して予約するのが代理店の仕事ちゃうの?
「いやー検索してもよくわからなくてさ、店に電話しても英語通じないしさ。あと当日バスの運転手さんとの通訳もお願いしていい?

え?
アナタ、日本旅行へついてくるのに一切日本語話せないの?
それ、何のために来るの?
しかも2名とも?ならもう1名でよくない?
俺が参加しなかったらドライバーとのやり取りどうするつもりやったの?

マレー人24人との出張というだけで不安なのに、さらに暗雲がたちこめてくる。
まあ、腐ってもツアーガイド。現地に行けば仕事するでしょうと思うようにしていました。
「マレー人が仕事する」なんて、そんな甘い考えは持ってはいけませんでした。

本日4日目、日に日に体力は削られ、気力のみで生きています。

なかでも、びっくりするくらい何もしないこのツアーガイド2名に削られています。

ある程度予測してましたが、マレー人参加者みんな約束の時間に集まりません。
来ない参加者に電話したり、バスの運転手さんとやり取りしたり、大慌て。
あれ?てかなんで俺が点呼取ってんの?
とそんな中、ツアーガイド2名も集合時間ちょうどに、もしくは少し遅れて現れる。
そして私に一言、
「全員そろってる?」


そんな状態なので予定はどんどん押し、私も運転手さんも、受け入れ先もピリピリモード。
到着予定時刻を調べて連絡したり、運転手さんと駐車場の調整をしたり、集合場所の確認をしたり。
そんなバスでの移動中、ちらりと横に目をやると、2人のツアーガイドはスヤスヤお休み。
たまに思い出したようにガバッと起き、
「あと何分で着く?運転手は道間違ってない?」

そして何とかバスは目的地へ到着。
そしてみんなバスを降り、ツアーガイドが発した一言。


「みんな、モリオが案内するからついて行け!」

 


おホホ殴りてえ。
こんなツアー会社指名した総務担当のケツ蹴り飛ばしてえ。

旅行代理店で働く皆様、早くマレーシアに来てください。
この国の旅行業界、3か月で乗っ取れます。