マレーシア駐在の日々

マレーシアでの生活、言葉、ライフハックについてゆるく発信します。

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マレーシアのホテル

クアラルンプールの隣町、マラッカに友人を訪ねて遊びに来ました。

 

ひとしきりマラッカの街を歩いたあと、宿泊予定のホテルへ移動。

 

チェックインしてカードキーを受け取り、部屋に着くと、なにやら中から声が聞こえる。

 

勘違いや、隣の部屋でしょ!と思い、そのまま解錠。

 

ドアを開けたとたんその声がよりクリアに。

 

よく見ると、というかよく見るまでもなく、

若い男性がベッドに横たわってテレビを見ている。

 

 

私「ええー!?」

相手「ええー!?」

お互い同時に悲鳴。

 

とりあえず一旦ドアを閉める。

状況を整理する。

 

俺、今日一緒に泊まる予定の人いたっけ?

おらん。

 

相部屋を予約した?

するわけないやろ。

 

その内に中の人が出てきて、

「案内されたの何号室ですか?」

「102です」

「私もです!」

「wwwww」

「wwwww」

 

同じ部屋を案内されたという共通項でなぜか打ち解ける。

 

私はフロントに戻り、

「案内された部屋に別のお客さんがいるんですが」

という生まれて初めての言葉を言いました。

 

「ああーすみません!こちらが新しい部屋の鍵です!」

とフロントの女性スタッフに新たなキーカードをもらって案内された部屋に行きました。

 

すると今度はドアが開かない。

どうやら次はカードキーの登録を間違えたよう。

 

ということでもう一度フロントに戻り、

「このキーでドアが開きません」

これも生まれて初めて言う言葉。

 

間違いを2度繰り返してしまった、という恥ずかしさなのか申し訳無さか、先程の女性スタッフは顔を真っ赤にして謝罪、新たなキーをくれました。

 

それで無事に解錠。

恐る恐るドアを開ける。

中に人は、、

いない。

 

ホテルに着いてからここまで約30分。

色々な初体験に笑えてきました。

 

ブログのネタができたこと、マレー人が謝るという珍しいものを見れただけでもラッキーですね。

 

「部屋はきれいで朝食もおいしい、だけど部屋に知らない人がいるから気をつけて」

というレビューを書こうとしてやっぱやめました。