マレーシア人のエチケット
こんなこと書くと怒られそうですが、マレーシアではお口のエチケットというものがありません。
「わざと?」と思うレベルで、みんなクチャクチャ音を立てながら食べます。
若い女の子が目の前で堂々とゲップしたときは耳を疑いました。
「ごはん食べた?」があいさつ代わりのマレーシア。
食事にありつくことが何より大事で、エチケットは二の次なのでしょう。
マレー人はみんな食事の話をするとき、
「あの店のナシゴレンがおいしんだ!チュッ」
と、最後に舌打ちします。
ごはんは舌を鳴らしながら食べるもの、という文化なんですね。
冗談で「この国おったら俺もクチャラーになりそうやわ」と妻に言うと、
「は???」
と虫ケラを見るような目で一蹴されました。
すみません、引き続き気をつけます。
振り返って我が身を考えても、
「麺をすするのはどやねん」
と問われれば返す言葉もありません。
日本、中国、韓国以外で麺をすする文化はありません。
マレー人も麺類をパスタのように巻きながら食べています。
その国にはその国のエチケットがある!
クチャクチャさせるのはマレーシアでは問題ない!
…と書いてみましたが、虫ケラ扱いは避けたいのでやはり気をつけます。
マレーシアの罰金割引
「信号無視、罰金15,000円です」
「ちょっと負けてや~」
「すみませんねーそういう制度ないんですよ」
警察24時を見てると必ず出てくる場面ですが、マレーシアでは本当に負けてくれます。
警察庁の偉い人が、「来月末まで罰金最大70%割引!」などSNSに投稿しています。
罰金を払わない人が多すぎて取り締まれないので、こういう機会を活用して納付率を上げているとのこと。
なぜみんな罰金を払わないのか?と部下の子に聞いてみると、
「みんな給料日にほとんど使っちゃって、お金ないから」
マレーシア人、どれだけ刹那的なのか。。
確かに、みんな車を9年ローンで買うし、朝昼晩ずっと外食してるし。
国の経済的には素晴らしいですが、、
平均寿命を見ると75歳程度なので、日本人より10数年短いことになります。
生きてるうちに使ってしまえ!ということなのかもしれません。
マレーシア、おもしろいです。
罰金を科されたら、セールまで待ってみようと思います。
マレーシアが親日な理由
先日マレーシアの歴史博物館に行くと、過去マレーシアを占領した国を紹介するコーナーがありました。
16世紀のポルトガルから始まり、オランダ、イギリスときて、最後は日本でした。
日本軍のマレーシア上陸時の写真、
日本政府発行の軍票、
日本の占領に反対する住民を殺害している写真、
終戦時にイギリス軍に武装解除される写真などが展示されていました。
もちろん事実としては知っていましたが、博物館で目の当たりにすると複雑な心境でした。
戦争中の日本の行為ついて未だに批判しているのは韓国と中国だけです。
でも、東南アジアの国々に対して当時の日本がやったことは、韓国や中国に対する行為と同じです。
じゃあなぜマレーシアをはじめ東南アジアの国々は反日運動をしないのか。
そんなことやってる場合じゃない、というのが答えかと思います。
日本と仲良くすれば、ODAをはじめ多額の援助が得られる。
たくさんお金を落とす日本からの観光客も見込める。
中国に睨まれている台湾が「日本は友人!」と言ってるのと同じ理由で、
逆に中国や韓国は、自国の失政や貧富の差などから国民の目を逸らすため、反日というカードが非常に便利です。
何の歴史も知らずに台湾や東南アジアに来て「親日の国!最高!」と浮かれるだけではダメですね。
日本とその国の歴史をしっかり理解し、国の事情も理解した上で付き合っていくことが、海外にいる日本人としてのマナーだなと思いました。
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