マレーシア人のエチケット
こんなこと書くと怒られそうですが、マレーシアではお口のエチケットというものがありません。
「わざと?」と思うレベルで、みんなクチャクチャ音を立てながら食べます。
若い女の子が目の前で堂々とゲップしたときは耳を疑いました。
「ごはん食べた?」があいさつ代わりのマレーシア。
食事にありつくことが何より大事で、エチケットは二の次なのでしょう。
マレー人はみんな食事の話をするとき、
「あの店のナシゴレンがおいしんだ!チュッ」
と、最後に舌打ちします。
ごはんは舌を鳴らしながら食べるもの、という文化なんですね。
冗談で「この国おったら俺もクチャラーになりそうやわ」と妻に言うと、
「は???」
と虫ケラを見るような目で一蹴されました。
すみません、引き続き気をつけます。
振り返って我が身を考えても、
「麺をすするのはどやねん」
と問われれば返す言葉もありません。
日本、中国、韓国以外で麺をすする文化はありません。
マレー人も麺類をパスタのように巻きながら食べています。
その国にはその国のエチケットがある!
クチャクチャさせるのはマレーシアでは問題ない!
…と書いてみましたが、虫ケラ扱いは避けたいのでやはり気をつけます。