マレーシア駐在の日々

マレーシアでの生活、言葉、ライフハックについてゆるく発信します。

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9つの性格

妻の勧めもあり、この本を読んでみました。



人は大きく9つの性格に分けられ、それぞれが補い合いながら生きているというもの。

一瞬、血液型占いのようなどうとでも取れる内容かな?と思いきや、グサッと心に響きました。

自分の性格含め、同僚の顔も一瞬で浮かぶような具体的かつ的確な表現で、それぞれの性格が描かれていました。

 

私の性格は2番の「人の助けになりたい人」。

昔から周りのために何かしたいという思いが強く、同僚の仕事も引き受けるし、宴会幹事も進んでやってました。

この本を読んで気づいたのは、ああ俺は人に優しくすることで見返りを強く求めてたんだなということです。

人に尽くすことで思ったほど感謝や好意を受けられないと、とてもイライラしていました。そして人に依頼することができず、尽くしすぎて疲れていました。

読み終えて、あまりに尽くしすぎても逆効果やな、もっと人に頼ってもいいんやなと、心が楽になりました。

まさに「自分探し」の本と言えます。

 

同僚の性格は、1の「完全でありたい人」。

まじめで努力を惜しまないが、自分の考えに強い自信をもっており、少しでも外れたことが起きると怒りをもって相手を正そうとする。

まさに。。あいまいな態度や少し不公平さが見られると、すぐに飛びついて声を張り上げる同僚が目に浮かびました。

この本はさらに、そうした性格の人とどう付き合えばいいかまで記載されており、本当に参考になります。

会社やコミュニティで人間関係に悩んでる方も必読です。

 

面白いのは、誰でもすぐに自分の性格がわかるわけではないこと。

本を勧めてくれた妻は、未だにどの分類なのか悩んでいます。

そうやって自分と向き合う時間をくれるという意味でも、価値のある本ですね。