マレーシア駐在の日々

マレーシアでの生活、言葉、ライフハックについてゆるく発信します。

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正しさをゴリ押しする人

各国の選手が陽気に手を振る姿、長嶋さん王さんの共演、大坂なおみ選手の聖火点灯、、

先日のオリンピック開会式は、華やかさを抑えつつも見応えがありました。

特に動くピクトグラムはめちゃくちゃ良かったですね。Youtubeで3回見返しました。

前半のショーはどこまで通じるのかとハラハラでしたが、後半にかけて日本らしさが出てよかったです。

地味になだぎ武が出てたのも。。

 

ただ次の日、妻がSNSの投稿にげんなりしていました。

「あんな夜中に子供を出演させるなんて何を考えてるんだ」

「長嶋さんをあんな時間まで待機させてかわいそうだ」

 

そうした批判を聞くと、この本を思い出します。

 

 

・物事を深く考えず、物事の一面だけを見て判断してしまう。

・日々の生活に不満が溜まっている状態にあると、全く悪意のない言動、行動にも悪意を感じ、攻撃的な態度になってしまう。

という分析が印象的でした。

(Kindle Unlimited購読されてる方はぜひ)

 

全世界に放送される開会式でオリンピック賛歌を歌うことは、それが何時だろうが生徒にとって一生の思い出になるでしょう。

聖火をつなぎ終わった長嶋さんの朗らかな表情を見れば、本人が望んでやったということは容易に想像できると思います。

そうした面を見ずに、負の側面だけ取り上げて批判ばかりしていると、大切なことを見落としてしまう、失ってしまう気がします。

 

20代の頃私も、行政の施策に対してTwitterでとにかく批判しまくる、擁護論唱える人にケンカ腰のリプ送るなど似たようなことやってました。今思うと顔から火が出る思いです。。

もう一度この本読みなおして我が身を省みるとともに、今後そういう批判を見ても「ああ、欲求不満なんやろなこの人」とスルーできる姿勢を持ちたいと思います。