マレーシアのコロナ対策アプリ
マレーシアのコロナ対策アプリ、My Sejahtera「私の幸せ」が優秀過ぎてビビります。
・ワクチン接種予約ができる
・その後接種証明がアプリに発行され、様々な場所の入店を許可される
・PCR検査結果が反映される
・クラスター発生場所への出入り状況など、一目でわかる
・陽性の場合はアプリを通じて連絡あり
また、本当に全ての施設やお店にQRコードが置かれており、My Sejahteraアプリでスキャンしないと入店できないルールになっています。
このアプリひとつで、自身のコロナ対策情報全てが網羅されています。
日本では、COCOAなるアプリが全く機能せず打ち止め。
(そもそも私はインストールすらできず)
PCR検査結果は紙のみ。
接種証明も紙のみ。
マレー人に話したら、「技術大国の日本がなぜ?」とびっくりされました。
本当に、日本の「官」はデジタル化が遅れていますね。
急いでデジタル庁を作るくらいなので、いかに今までデジタルのことを考えていなかったかわかります。
コロナは最悪ですが、こうしたことが露わになって、少しは官も変わろうとしているのは数少ないいいところと思いました。
リタイア後のマレーシア生活を夢見る人へ
マレーシアは、日本人が移住したい国ナンバーワンと言われてます。
一年中変わらない温暖な気候、低い物価、東南アジアの中ではそこそこの清潔さ。
リタイア後はマレーシアで豪華な生活を!と企むおじさんたちがいるのもよくわかります。
ただ住んでいて思うのは、すべての日本人に合うわけではありません。
特に、日本のお店のサービスレベルに慣れ親しんだ人には、おススメできません。
マレー人は典型的な熱帯の国の人たちです。
よく言えばとてもおおらかで、悪く言うなら適当です。
だからこっちも、細かいとこで怒ってたら身が持ちません。
スーパーで買った野菜が腐ってても、
肉屋で300g頼んだのに520g入ってても、
エアコン修理屋が連絡なしにドタキャンしても、
オーダーしたメニューが品切れでも、
レジに細かいのがなくてお釣りが足りなくても、
気にせず笑って、ネタにする心の広さが必要です。
店員さんは挨拶もしないし、お礼も言わないし、謝りもしません。
日本のような細やかなサービスは、無料ではないです。
それを求めるのなら、それなりのお金を払わないといけません。
その値段は、日本よりはるかに高くなります。
笑顔でお出迎えされ、350円の牛丼を頼んだらお味噌汁がついてきて、お水のおかわりを入れてくれて、元気な声でお見送りされる日本のサービスは本当に素晴らしいと思います。
ただ世界で見るといかに異質かということに気付かない人は、マレーシアに来てもすぐに帰りたくなるし、そのサービスを受けようとしたら日本より生活費が高くなります。
マレーシアで夢のリタイア生活を思い描くおじさんたちには、一度自分の性格、習慣を省みて、よく考えてほしいですね。
打合せキャンセルの理由
本日、急に取引先との打ち合わせがキャンセルになりました。
理由を聞くと、
「きのう地元のサッカーチームが全国大会で優勝し、感動した知事が州全体を祝日にしたから」
ワンダフルマレーシア!
あなたもいままでの10倍速く本が読める
ポール・シーリィ著「あなたもいままでの10倍速く本が読める」を読みました。
あなたもいままでの10倍速く本が読める新版 常識を覆す学習法フォトリーディング完全版! [ ポール・R.シーリィ ] 価格:1,540円 |
リラックスした態勢で、文字を追わない。
全体を見て、1ページ1秒で読む。
記憶しようとしなくていい、無意識に働きかける。
一言一句逃すまいと思っていた、今までの読書の常識が覆されました。
確かに、今まで頑張って文字を追ってましたが、結果として覚えてないことが多いです。
それよりはしっかり目的を持ち、質問をノートに書きながら、それに関連するトリガーワードを拾っていけば効率もよく理解も進むと感じました。
慣れるまでは大変そうですが、これからの読書がとても楽しみです。
ただ、スマホやkindleでは本のようにページが浮き上がるイメージを持つのは難しいですね。
コツをつかまれた方がいらしたら、ぜひご教示ください。
マレーシアの健康診断
定期健診の案内を会社からもらい、マレーシアで初めて受けることになりました。
訪問する病院など会社からひととおり説明を受けた後、当日に検便を持参するようにとのこと。
「これが検体容器です」
え?
フタに掬いがついてるだけ。
普通は棒とかですよね。
しかも受けの紙なども全くなし。
これで洋式トイレの水に手を突っ込んで掬えと?
さらに、
「検便の容器はこの袋に入れてください」
中身、丸見えやないか
看護師さんにどんな顔して渡せば。。
しかも袋の注意書きに「BIOHAZARD」。
私は何か放射性物質でも発しているのでしょうか。
なんとかしてバイオハザードを容器に入れ、健診へ。
当日行ったら行ったで、ネタの嵐。
・所要時間 5時間(内4時間半は待ち時間)
・看護師さんの指示で上着を脱いだが、看護師さんが出て行って裸のまま15分放置
・聴力診断のテスト音が、10メートル離れた蚊の羽音レベル
・バリウムがいちごジュース
・私がラグビーをやってることについてばかり質問し、診断しない医師
生きてきた中で一番チャレンジングな健診でした。
来年もここで受けることになると思います。
日本へ一時帰国したら、検体容器を買ってマレーシアに戻りたいと思います。